こんばんは、ママ美です。
なんとなんと4回目?の投稿
奇跡が続いて怖い(これぐらいのこと奇跡言うな)
昨日はシータとおてつのバトルがひどくてとても辛い夜でした。
めちゃくちゃしょうもないやり合いで号泣して、子どもってパワフルやわ。
おてつを産んだ当初、3歳差で異性兄弟やし、そこまで争わんやろと踏んでいた自分は甘かった。
あの時の自分を殴りたい笑
前回おてつの忘れられない新生児期の病気発見について書きましたが、今回はママ美自身の忘れられない無痛分娩失敗談について書きたいと思います。
最近は無痛分娩を選ぶ妊婦さんも増えてきて、いろんな体験談があると思いますが、私の失敗体験も今後挑戦しようとしてる妊婦さんの参考になりますように。
私が無痛分娩を選んだ理由
まず前情報として、まず第一子のシータ(普通分娩)の時は、破水から始まり30時間弱の陣痛を味わいました。
会陰切開はもちろん、肛門ちゃんまで飛び出したらしく、産後2ヶ月ぐらいトイレは叫びながらしてたと思う。
もう体ボロボロ・・・
その経験を経て決めたママ美。2人目は、絶対に無痛分娩にする!!!!!
そして3年後晴れて第二子おてつを妊娠。
無痛分娩する!とは決めていたものの、色んな事故が起きてることは無視できない。
検索魔ママ美、片っ端から調べました。
そして不安なこと等全部メモって、これらを全部解決できたら無痛にしようと決意。
無痛分娩にする決意ができなければ普通分娩で産めば良いし、という気持ちで、里帰り先で無痛分娩をやってて、口コミも良い病院を探しました。
すると車で5分ぐらいのところにあるやん!めっちゃいいやん!
早速分娩予約の電話すると、34週には見せてほしいとのことで、少し早いけど34週には里帰りすることを決めました。
そしてあっという間にお腹は大きくなり、無事34週。里帰りしました。
最初の検診で無痛分娩を考えていること、不安な点がいくつかあるのでその不安が解消されなければ、普通分娩で産もうと思っていることを話しました。
すると先生は、無痛分娩の説明会を週1でやってるから参加してみて!とおっしゃいました。
結果的にママ美その説明会に、34週からおてつが生まれる38週までに3回参加しました
(↑どんだけ熱心やねん)
(↑そんな不安ならやめときーや)
色んなメリットデメリットを聞いて、個人的な不安も随分解消されました。
不安は消えたわけではないけど、何事も経験やし。やってみるか!
こうして私は無痛分娩で生んでみることを決めました。
出産当日
その病院は基本的に、計画分娩です。38週に入ると赤ちゃんの状態や子宮口の様子を見ながら、無痛分娩の日にちを先生と相談します。
ママ美の場合38週の検診で、今日やっちゃう?と言われる程いつ産まれてもおかしくない状態でした。
結局今日はまだ心の準備ができてない!(今更かよ)
ということで2日後の朝から入院、分娩ということになりました。
分娩の流れはだいたいこんな感じ。
朝病院へ着いたら内診→促進剤開始→痛みが3〜4割に達したら報告→硬膜外麻酔開始→分娩
そして当日。
朝7時半ぐらいに病院着。個室に案内されて手続きを済ませて、すぐに先生の内診。
先生「破水させるねー!」バシャー!
(…まじか) 展開早っ。
個室に戻され早速促進剤開始。
看「少しずつ痛み出てくると思います。経産婦さんなのでちょっと早めの2〜3割ぐらいの痛みになったらナースコールしてくださいね。」
ここでふと、あることに気付きます。
というか薄々気付いてたんやけど。
(2〜3割とか3〜4割とか、私分かるんかな…。)
3年前にたった一度だけ経験した陣痛。
30時間弱共にしたとは言え、もう思い出せんし。
だいたいマックスがどのぐらい痛かったかも忘れてるのに、その2〜3割て。
正直分かる気がしねえ…
(・・・まだだよね、これぐらいの痛みまだやんな、)
(・・・もうちょっと痛くなったら看護師さん呼ぼ、)
(・・・でも早すぎても恥ずかしいし、、、)
(・・・でもまぁまぁ痛なってきたな、、、どうしようかな、、、)
なんて色々考えてるうちに、なんともう結構マックスに近い状態になってしまった模様
激痛で動けない
慌ててナースコール
ママ美「もうやばいです。だいぶ痛いです。」
助産師さん「おー引きつけたね。子宮口見てみるね。麻酔も打てるように処置室行こか。」
悶絶しながら処置室へ移動。
助産師さんは子宮口診てくれて慌てて先生呼びに行っちゃった。
やばそうなバタバタ感。
先生小走りで登場。
なんともうこの時、赤ちゃんの頭触れるぐらいだったみたい。
先生が背中から麻酔注入!(今更麻酔いる?)
硬膜外麻酔は痛いと聞いていたが陣痛の痛みが勝りすぎて屁みたいなもん。
その後何度か意識飛びそうな程の陣痛を乗り越え、やっと麻酔が効いてくる。
しかし麻酔が効いてきた頃にはもう、いきんで!と言われる段階。
いきんでって言われても麻酔で感覚ないからわからん!
必死で力入れてるフリする。
何回かいきんだフリしたら、おてつ、誕生。
…
そうです。ママ美、無痛分娩で一番重要な陣痛、フルコースで堪能しました。
痛み、無くなってません。和らいでません。
基本的に無痛分娩は分娩時間が長引くと言われてるけど、おてつの分娩時間わずか1時間半。
超スーパースピード出産。
そりゃそうやろ。死ぬほど痛かったし。
なんなら促進剤入れてたから余計痛み増すの早かったし。
でも無痛分娩との本当の戦いは、実はここからが始まりでした。
原因不明の頭痛発症
カンガルーケアしながら
(麻酔してもらうタイミングミスったけど無事生まれてきてくれたし、結果オーライ!)
なんて思ってたママ美。
おしもを整えてもらってしばらくしたら、車椅子で移動するからと看護師さんが迎えにきてくれました。
身体を起こして車椅子に座り、入院する部屋へ移動。
その途中、なんか分からんけど気持ち悪くて2回ぐらい嘔吐。
麻酔の副作用でまれに嘔吐される方いますよーって看護師さんが背中さすってくれた。
そのうちおさまると思いますと言われたものの、部屋に入ってからも気持ち悪さが落ち着かない。
それと同時に軽めの頭痛。
(産んだ初日は母子別室だから、今日ゆっくり休もう。そうすれば落ち着くよな。)
なんて考えながら、横になりました。
どれぐらい寝れたんかな。
夕方耐えられないほど頭が痛くて目が覚めた。
元々偏頭痛持ちだったので頭の痛みには慣れていましたが、レベルが違う。
本当に、身体を起こせないぐらい痛い。
慌ててナースコール押して痛み止めを持ってきてもらいました。しかし
効かん
驚くほど効かん
そのうち頭だけじゃなくて首にも、鈍い痛み?痺れ?が出てきてお手上げ。
看護師さんに痛み止めが効かないどころか、首も痺れてきて身体が起こせないと訴えると今度は点滴による痛み止めを試してくれました。
そのうち痛みより眠気の方が強くなってきて、痛み止めが効いてるのか効いてないのか分からないまま眠りました。
今思えばたぶん寝れるぐらいやから痛みはだいぶひいてたんかな。
硬膜穿刺後頭痛の恐怖
翌日、ママ美の体調はもちろん絶不調!
車酔いしたみたいに気持ち悪いし、頭痛すぎて身体起こしてられない。
ご飯ももちろん食べれない。
今日から母子同室なのに…こんなんじゃおてつのお世話できる気がしない…
助産師さんも看護師さんも、無理しないでいいからねと何度も様子を見にきてくれました。
お礼を言いたいのに体起こすことすらできませんでした。
おてつの授乳も常に添い乳。
げっぷだけなんとか自分も身体を起こして出させたけど、泣いてても抱いてあげられないしオムツも看護師さんが取り替えにきてくれるしで、もう心身ともにボロボロ。
でもこんなんじゃダメだ。
退院したらおてつだけじゃなくて、シータのお世話だって私がしないといけない。
まずは私の体に何が起きてるのか調べよう。
得意の鬼検索始動。
すると、これしかない!というものがヒット
硬膜穿刺後頭痛
簡単に言うと硬膜外麻酔のとき注射針が硬膜に傷をつけちゃって、その穴から髄液が漏れることによって起こる頭痛らしい。
要するに、髄液の上にボートみたいに浮かんでるのが脳なんだけど、髄液が漏れ出しちゃうことで、今までバランス取れてたボートが傾いちゃって舵取りできなくなって頭痛や目眩や首の痛みが出てる状態みたい。(神様私要せてますか?)
自然に治っていくこともあるけど、ひどい場合は自分の血液をその穴に絆創膏みたいに貼りつけて、髄液の漏れを防ぐんやと。
なんやめちゃくちゃ大変そうやん。
自然に治るような痛みとは思えないし、私自分の血で絆創膏してもらわなあかんのか?
また腰に注射するんか?
早速先生の回診があったので質問。私もしかしてこの状態だったりしますか?と。
先生「まれにそういうこともあるんだけど、今回は考えにくいかな。とっても細い細い針を使ったから。頭痛持ちって言ってたし、分娩をきっかけにちょっと強い頭痛が出てきてるだけだと思うんだけどね。でも無いとは言い切れないので様子見てみようか。明日明後日も動けないような痛みが続くなら考えましょう。」
先生も良い気せんよね。
私の硬膜に傷付けてませんか?って聞かれてるようなもんやし。
でも院長先生、とっても丁寧に優しく対応してくださいました。
その後も院長先生が何度も心配して回ってきてくれて。
本当にありがとうございます。でも正直痛み、全然ひく感じしません。。。
こうなったらもう、私の血液で絆創膏してもらうしかない。
その療法をブランドパッチと言います。
またまた登場検索魔ママ美。
すると結構なリスクや後遺症がヒット。
ママ美、びびる。
こうなると出来るだけブランドパッチはしない方向に進めたい。(Uターンの早さ)
結局ブランドパッチはいつでもできる。
ならば退院してしばらくしてもこの状態が良くならなければ、また先生にお願いしよう!という考えに至りました。
簡単に書いてるけど、この考えに至るまでにはパパ介や私の両親と沢山相談して、時には涙を流しながら話し合いました。
何より退院後、シータとおてつのお世話をちゃんとできるのか、不安で不安で夜も眠れなかった。
一生この痛みが続いたらどうしよう、子どもと遊んであげられる日が来なかったらどうしようと。
ただでさえ産後色んなことにナーバスになる時期。
あの時は出口のないトンネルに入り込んじゃったような、そんな感覚でした。
退院後の経過
結局入院中に痛みが軽くなることはなく、退院して様子を見ることにしたママ美。
初めはほぼ寝たきり状態。
シータは母鈴子や父勝男が1日中遊びに連れ出してくれましたが、おてつの授乳やオムツはもちろん私がやらなくちゃ。
毎日激痛を抱えながら夜間授乳にシータの赤ちゃん返りへの対応。
母鈴子も父勝男もまだバリバリ働いているので、頼りっぱなしで申し訳なくて。
毎日泣いてた気がする。
身体を起こすと痛むからご飯も全然食べられず、本当にしんどかった。
もしかして他に原因があるのではと思い、脳神経外科でMRIを撮ってもらったりもしました。
しかし頭の中は一切問題なし。
こうなるとやっぱり、リスクを負ってでもブラッドパッチをしてもらうしかないのか…
しかし退院してから1週間ぐらい経った頃。
なんか頭が軽くなってきた…!
首の痺れはあるものの、頭痛が軽くなっただけでも気持ちがぜんっぜん違う。
そういえば気持ち悪さも少し落ち着いてきたかも!!!!
そう思い始めたらもうあっという間でした。
日を追うごとに頭痛も首の痺れも気持ち悪さもなくなって、ママ美の身体、帰ってきた😭😭😭
世界が明るい😭😭😭
(この後すぐおてつのおなかのことで再度どん底に向かうのですが・・・詳細はこちら)
連日心配して電話を下さっていた病院にも連絡。本当にお世話かけました。
まとめ
ママ美の場合、運良く症状がどんどん改善されましたが、ずっと無痛分娩の後遺症に悩むママさんもいるということを知りました。
もちろん、このような状態になるのは稀です。
確率的には低いです。
それに無痛分娩を選んでなかったとしても、リスクのない絶対安心なお産なんて無いことも知っています。
ただ、私はもう無痛分娩はいいかな。
次産むなら絶対に普通分娩でお願いするつもりです。
言うて無痛じゃなかったしな。
完全にママ美の責任やけど。
これから無痛分娩を控えてる方や考えてる方を脅かすような文章になってしまってすみません。
私の周りには無痛分娩で全く痛みなく、元気に子どもを産んだ友達が沢山います。
たまたま私が運悪く失敗に終わっただけなのです。
どうかご自分が決めたことに自信を持って、元気な赤ちゃんを産んでください!
どんな分娩方法を選ぼうとも、母子ともに元気であればオールオッケー!
幸せいっぱいのお産になりますように。
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